秋の富士。ゆとりと雄大な気分を。

なるさわ道の駅から。2009


中央高速・河口湖インターから降りて20分くらいだろうか。
なるさわ道の駅があります。

地域の地元産の野菜など農産物がたくさん揃えています。

なるさわ道の駅から富士を撮ってみました。
なお、形態のカメラ機能で撮ったものですから画像はイマイチです。
それにしても雄大ですね。

存在そのものに迫力がありますね。
富士が現在の形になってどれくらいの年月が経つのだろうか。
風雪が山を鍛えたのでしょう。

人間も同じだと最近しみじみ思います。
鍛えなおさなければならない汝自身に、時に腹立たしく思うことが多い。

フロンティアを前にしたときの精神的構え | 二冊の本の覚書【6】

「混沌とした面白い時代」として序章がつづられている。
本自体のテーマは面白い時代を生きていくための処方箋だ。
序章の最後で著者は、どういう心構えで生きていくべきか、をテーマにしたいと書いている。


 フロンティアを前にしたときの精神的な構え

 ■この節では、心構えを6点挙げている。
これらは著者自らが今まで生きてきた経験から得たものである。
わたしは読み終わって感じたのは著者の生き方への共感です。
著者は自らの志向性について凄まじい意識を持ち、物事に取り組んできた。
本書の中で何を考え、どのように実践してきたかを書き留めている。
迫力がある。説得力がある。

===ここから引用===

 第一は、大変化の時代を恐れるのではなく、面白い時代だと楽しむ心を持つことである。

 第二は、「個」の可能性を押し広げ「個」を開放する環境として捉えることである。

 第三は、そういう可能性を追求するためには、「個」としての精神的自立が大切だということである。

 第四は、未来は創造するものだというものだということである。

 第五は、社会に問題がるのは誰のせいだと考えず、たとえば政府だってこういう大変化の前では無力だと割り切り「自助の精神」で事に処することである。

 第六は、「もう一つの地球」を健全に進化・発展させていくためには、よりよく生きることへの意欲を持ち何らかの分野で秀でた人が、「パブリックな意識」を強く持ってそこに関与していくことである。

===ここまで===


ネット言えども人の持つ力に著者はきちんと着目している。
本書の中で詳細に書いている。
後々紹介します。


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SOHO、中小規模事業者のための
座右の戦略立案支援ツール
ソリューションスーツ

元祖 辛みそ
韓国風味と日本味噌のコラボレーション
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リアルとネットの境界領域に可能性 | 二冊本の覚書【5】

若さにはその自体に可能性がある。
当事者はなかなか実感できないかもしれない。

体も脳も柔軟だ。
ほんとうに砂漠の砂がどんどん水を吸い取るように
知識、技能をその体の中に吸収する。
まるで抵抗がない。

誰にでもそんな時期があった。
いま直面しているこの時代の生きているものとして
あらたな可能性をそんなふうに楽天的に肯定して向き合いたい。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)」からの抜書き、覚書と感想などです。

文頭の■はわたしの文章です。
キーワードやセンテンスだけですが、想像力と直感を働かせて吟味してください。

 リアルとネットの境界領域に可能性


■住んでみた者にしか分からないというネットの世界の「もうひとつの地球」と現実にある「リアルの地球」の接点では一体何が起こっているのだろうか。

このことさえもネットに接してみないと分からない、住んでみないとわからないと著者は言っているようだ。

たしかにネットの便利さは説明できても、ネットとは「こういう世界」なのだとはなかなか説明できない、言葉が見つからない。それは「リアルの地球」についても同じことだが。

「もうひとつ」と「リアル」はまったく別な世界ではなく、住む人によって感じる存在の実感は異なっても「ふたつでひとつの世界」のような気がする。片方がなくなれば片方の存在はない。
いまネットが別な世界と思えるのはなぜだろう。個人がそれぞれに生きていく「場所」の一つとして、いまままでと違う「収入」の獲得や「能力と個性」発揮できるスタイルの違う空間が新しく誕生したということからではないだろうか。

新しい新世界は発見されたばかりで、ゴールドラッシュの様相といえるかもしれない。経済圏の拡張だけに終らず、生きていくうえで不変的な価値を尊ぶ世界に育って欲しい。

人はみな生存の権利として、最低限の収入を得て、自らの能力を発揮したいと願っている。ネットの世界では、この点に関していまのところ差別はなく、平等だ。「住むよう」に生きていける能力がある人にとっては。このハードルもネットへのインターフェース・ツール(パソコンや携帯電話、テレビなど)の革新によってだんだんと低くなっている。



===ここから引用===

「もうひとつの地球」を考える難しさは、
その中に「住むようにして生きる」人たちにしか、
その存在が実感できないことである。

「ネット空間のほんの一部」から全体像をイメージするため、
それぞれにネット空間全体に対する理解が異なる。
言語圏ごとに、ネット空間の内実もずいぶん違う。

脳というものは一般に考えられているよりはるかに可塑的、
高次知覚ではそもそも幻想と現実の区別などない。

「第六感」を発達させる、長い長い進化の途についたのだ。

「リアルとネットが新旧交代する」などという
シンプルな構図では語りきれない複雑な境界領域。

バーチャル経済圏や境界領域の発展とともに、
日本社会も新しい職業環境が多様に花開く方向性・・・。

個の多様な生き方を追求できる社会。

社会貢献も個性に応じてできる。

===ここまで===

リアルから逃げてはいけない。
逃げてしまったらあちらの世界でもその宿命はついて回るだろう。

どちらの世界にも人との関係性が根本的なところにある以上、この関係性を築いていけるような人間性を磨き上げないと自ら望む、自らの志向性を具体的に表現して生きていけないだろう。

好きを貫く精神とは|二冊の本の覚書【4】

好きなことをやっているだけでは成長できるわけがない。
がまん、忍耐、石の上にも三年だ。
コロコロと変わるもんじゃない。
仕事とはそういうものだ。
組織の中での苦労が必要なんだ。

こんな類の言葉を聞くことがありませんか。

好きな道、自分の求めるものならば試練にも耐えられる。
いまはかつての職業選択よりもその選択肢ははるかに多い。

働くこと、生きることが多様だ。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)」からの抜書き、覚書と感想などです。

文頭の■はわたしの文章です。
キーワードやセンテンスだけですが、想像力と直感を働かせて吟味してください。


 ウェブ進化と「好きを貫く」精神

 ■ハッカーとはコンピュータ技術に精通する凄腕の技術者の意味だと著者は言います。彼らは独自の価値観を持ち、自分が好きでやりたいことへの強い衝動があるそうです。その衝動からLinuxが誕生したといえるのでしょう。この根底には先進諸国ではもはや「生存の危機」は現実に消えたことがあると指摘している。


 ===ここからは引用です===

 創造性に誇りを持ち、オープンであることに価値を感じ、報酬より仲間たちからの賞賛を大切にし、情報の占有よりも共有を重視する。

 「知の現場」は、今まさにITの最先端で起きているウェブ進化の周辺にあるはずだ。

 「プログラマーという新しい職業人たち」が共有する「ハッカー倫理」とも称される新しい生き方の追求が、先進国の若者を起点に職業の枠を超え、世界中の広がる途上にsルのではないかと考える。

 面白くやりがいのあることだからこそ、没頭して長時間その対象にコミットする。

 ===ここまでです===

先進諸国では好きなことを貫ける社会環境が新たな生き方を追求できるインフラとして整っているということが言えるんですね。

そのためには自分自身を強い意識を持って、しっかり理解しなくてはならない。
自分自身にはどんな傾向性があるのか。
どんなことを志向しているのか。
生きていくためにどんな価値を大切にしているのか。

現代は好きを追求できるようになった。
社会が豊かになり、個人がネットという道具を持ち、知的情報の生産基盤と互いの志向性を確認できるコミュニティを手に入れた。

わたしたちはこのチャンスをどのように発展させていくのか。

学習の高速道路と大渋滞|二冊の本の覚書【3】

学ぶということはどのように変わっていくのだろうか。
さまざまな格差は解消されつつあります。
それに気がついた者と気がつかない者の差は広がるばかりですね。
ネットには知的成果や興味を同じくする同士のコミュニティがあり、高速学習できる基盤と見ることができますね。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
」からの抜書き、覚書と感想などです。

文頭の■はわたしの文章です。
キーワードやセンテンスだけですが、想像力と直感を働かせて吟味してください。


序章「混沌が面白い時代」
 学習の高速道路と大渋滞

 ■キーワード、キーセンテンスとして挙げるものは次の通り。
 好きこそものの上手なれ、とは昔からよく聞く言葉です。
 画家、陶芸家、大工などの職業を思い起こします。
 職人の世界と似ていませんか。
 自身の人生をより良きものにするためには自分の能力を生かす道が見つかることですね。能力といいましたが、自分にあったライフスタイルと言っていいかもしれません。決しその選択は楽ばかりあるわけでもありません。苦楽共にあるわけです。好きな道での苦悩は自分を抑圧するようなものではありませんね。


 知と情報に関する圧倒的な変化。
 職業のあり方に激震をもたらす。
 知の生産者。知の消費者。
 新しい職業。
 専門性や実務能力を身に付け行く学習のプロセスとその意味。

 将棋の羽生善治氏のことば。
 「学習の高速道路と大渋滞」

 「その道のプロ」寸前での大渋滞。
 大渋滞に差し掛かった後にどう生きるのかの創造性。

 「高く険しい道」と「けものみち」
 
 自らの向き不向きと向き合い、自らの志向性を強く意識し
 「好きなこと」「やりたいこと」に熱中しているときは、
 時のたつのを忘れるほどの充実感が得られる、
 自分に「向いたこと」だからこそ長く続けられる。
 継続が力となり、競争力になる。

 なるべく早い時期に「好き」の核さえしっかり認識できれば
 「自分にあった高速道路」を選択でき、
 大渋滞の程度がひどくない高速道路を選べるかもしれない。

 自らの志向性を意識的に発見。
 

・・・・・次回へ続く。

人はまず中学生の2、3年生で自らの進路で悩みます。
目前に控えた受験がまずは彼らにとっての大きな問題でしょう。

次に訪れるのは高校に入り、2、3年生で再び受験ということで悩む。
これが二回目の人生における自ら決断しなければならない選択です。

そして社会にいよいよ出て行く時期の職業の選択です。
大学へ行く人もいる、専門学校に行く人もいる、就職する人もいる。

正しい選択というものはないでしょう。
学校時代は選択肢はそれほどない。それが社会に出たとたんにたくさんのものからひとつの選択をいつも迫られ続ける。
願わくは自らの未来が自らをして自ずと行かざるを得ない軌跡であって欲しい。

情報化社会は「もう一つの地球」そのもの

いまから29年前一冊の本がアメリカで出版されました。著者は日本人・増田米二氏です。
そして25年前日本語版としてTBSブリタニカから出版されました。
世は通信技術の革新でネットワーク社会へと移行する直前の時代でした。
はじめてこの本を手に取ったときの感動は今もって忘れられない。
以来この本はわたしの座右の一書の一冊になっています。

その本とは「原典 情報社会 機会開発者の時代
英文タイトルは「Information Society: As Post-Industrial Society」でペーパーバックで出版されました。


アマゾンで調べましたが入手は困難なようです。
どこか大きな図書館で検索すれば読めるだろう。
パーパーバックの表紙には富士山の絵が描かれています。

「はじめに」では次のように著者は書き記しています。

工業化社会から情報社会への歴史的大転換期にあるという認識の上に立って、情報社会の未来を描き出し、そのような社会がどのようなものになるか展望することを目的にしている。

日本語版の裏表紙には次のようなメッセージがあります。

「人類の英知と 未来を信じるあなたへ」

執筆から30年、わずか30年の間にわたしたちの環境はインターネットの普及でまさに著者の言う「情報生産力の発展」「社会的生産力」の時代に生きている。それは人類の経験としてはかつてないものです。

本書の最後には当時の国際連合のロバート・ミューラー事務局次長でグローバルネットワーキングの先導者として知られていた彼の次のような詩を掲載している。この詩を読むと今日のわたしたちのネット環境をどのような価値観で捉えて活用していけばいいのか、そのミッションが見えてくる。もう一つの地球、もう一つの人類社会、もう一つの日本への湧き上がる情熱が感じられます。

ネットワークをつくろう
あなたが書く手紙を使って
あなたが交わす会話を通じて
あなたが参加する会合の中で
あなたの基本的な信念や夢を打ち明けるために
あなたの欲する世界ビジョンを
他の人たちに語りかけるために

ネットワークをつくろう
思想を通したネットワーク
行動を通したネットワーク
愛情を通したネットワーク
精神を通したネットワーク

あなたは世界の中心だ
あなたこそいのちと友情の
自由でかぎりなく強い源だ

それを強くしよう
それを伸ばそう
それを拡げよう
それに日夜思いをはせよう

そしてあなたは奇跡が起こるのを見る

巨大な権力や媒体や独占の世界の中で
あなた自身のいのちの偉大さを見る
四十五億の人々の偉大さを見る

ネットワーキングこそ新しい自由
新しいデモクラシー
新しい幸福だ

「群集の叡智」元年から―【2】二冊の本の覚書

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
」からの抜書き、覚書と感想などです。

文頭の■はわたしの文章です。
キーワードやセンテンスだけですが、想像力と直感を働かせて吟味してください。


序章「混沌として面白い時代」
 「群集の叡智」元年
 
 ■キーワード、キーセンテンスとして挙げるものは次の通り。
 著者は群集の叡智とは、もうひとつの地球に飛び込んで考え続けた「個」の脳の中に現れるもの、と言っています。いままで「関係」の絆がまったくなかったもの同士あるいは「個」の知に接することができなかったが、それがいまやほぼ無限に広がっている。ネット=もうひとつの地球空間にさまざまな表現者が現れ、「関係」と「反応」が「信頼」をもとに「善」の輪を広げている。

 もうひとつの地球。
 あちら側に作ったノート。出典と共に記述。
 知的生産活動。
 新しい脳の使い方。
 ネット空間と個の「脳」の結合。
 総表現社会。

 グーグルと「産業革命前夜」のイギリス

 ■キーワード、キーセンテンスとして挙げるものは次の通り。
 これからの時代を総表現社会と著者は位置づけています。
 そのうえで、オープンソース・プログラマーは自分が書くコードが起こす「小さな奇跡」にわくわくすると書いている。わたしたちがブログなどで表現したものがどんな「奇跡」を起こすのだろうか。時間と距離といういままでの概念を越えた関係性の発生からどんな反応や変化が起きてくるのか。ほんとうに胸躍る。特に若者はそうだろう。彼らは未来をすぐそばで想像することができるから。

 1975年から2025年までの半世紀。
 産業革命から2025年までの長さ。
 ITの社会に及ぼす影響という観点。

 世界中の情報のすべてを整理し尽くす。(グーグルのミッション)
 知と情報の整理。
 グーグル・ブックサーチ。人類の過去の叡智。
 知の基盤。
 小さな奇跡。


・・・・次回へつづく。
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